札所7番・法長寺(ほうちょうじ)
横瀬駅から6番に向かう途中に7番はある。先にこちらによっても良さそうなのだが、順番通りに行くほうが、ご利益が多い気がしてしまう。というより番号順に意味があるのではないかと思っているので、同じ道をあるこうが効率が悪かろうが、番号順に固執したい。今回はもはや歩くのも座禅と位置づけ、さらにはマインドフルネスと位置づけ、歩いている最中は靴の足音を聞き、風の音を聴き、過去も未来も考えないことにした。巡礼古道は大抵静かなので、スニーカーのキュッキュッという足音が心地よく耳に届く。
7番は6番からとても近いので5分程度で着いてしまう。ゆっくり歩いて武甲山の景色を感じるといいかもしれない。7番に到着すると先に来ていたお遍路さんが本堂でお参りしていたので、ちょっと待ってからお参りと思ったら、中々終わらない。なので本当は良くないと言われているが、先に納経帳に御朱印をお願いする。渋い顔されるかな、と思ったが笑顔で受け付けてもらえたのは良かった。最近のお寺さんは中々オープンマインドになっているかもしれない。ただ、これは本当にお寺さんによる。 それでも先のお参りは終わらない。こっちもスケジュールがあるので、横にいって般若心経を唱えようとしたところでようやく終わってくれた。この間約20分。あまり長く占拠するのはよろしくないと思うが、人それぞれお参りするする気持ちにも違いがあるのだろう。 僕もシンプルに、小さい声でお経を唱えて7番終了。
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