札所19番・龍石寺(りゅうせきじ)
19番は18番から1.5 km。20分強というところ。青空で気持ちいい。(といってもこれを書いているのは12月なので8月7日のことはけっこう忘れている)予定の18番を終わっても時間に余裕があるので、19番まで行くことにした。次の巡礼は20番から25番を予定することになる。後半になればなるほどお寺間の距離が長くなるので、一日に行けるお寺さんも少なくなる。次回のことを考えれば20番まで行っておいたほうが次回は楽になるが、18番にいくときに秩父鉄道の線路をみたら気がかわって、バスではなく電車で戻りたくなってきた。
近くには秩父鉄道の大野原駅があるので、それで御花畑駅にもどり西武秩父駅まで歩くという予定に変更した。市街地からはやや外れてきた感じの田舎っぽい道がでてきた。
青と緑のコントラスト見ると必ずヨネックスを思い出してしまう。中学の時軟式テニスをやっていたので、ヨネックスのラケットやウエアを使っていた。フタバヤとかカワサキのラケットが全盛の中でヨネックスは異彩を放つかっこいいブランドだった。なので当然先輩から目をつけられ、余計に素振り、腕立て、ランニングを命じられたが、そのおかげで1年生からレギュラーになれた。不思議な運命。
ちょっとアップダウンのある道を通れば、すぐに19番。岩盤の上に建っているという珍しいお寺さん。
境内には誰もいない。この日は15番で別のお遍路さんに出会ってから、誰にも会わなかった。順調に進めてよかった、と言いつつもなんとなく寂しい感じもする。この日はこれでおしまい。そして秩父鉄道の大野原駅まで約15分ほど歩く。
途中お饅頭屋さんで大好物の「すまんじゅう」をいただく。子供のころから食べていたお饅頭なので、無条件においしい。体のあちこちの遺伝子が反応して、「おーこの味だよ」と讃えてくれているようだ。
大野原駅で時刻表を見る。ラッキーなことに午後2時台のみ3本の電車がある。たぶん近くの高校が終わる時間帯なのかもしれない。それにしても典型的な田舎の駅という感じで人がいない。
2時29分の電車に乗り、約6分で御花畑駅に到着。ちょっと繁華街でも見てコーヒーでも飲もうかなと思ったが、西武秩父駅までの間に適当な場所が見つからずそのまま5分程度で到着。駅で自動販売機のコーヒーを飲んで3時8分の電車に乗って池袋へ。明るいうちに家に到着した。
これを書いているのが12月なのだが、まだここから先に行けていない。特に理由はないが、20番から先は山の中にはいっていくので、とても楽しみだ。
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