札所20番・岩之上堂(いわのうえどう)
2017年2月1日(水)午前8時27分池袋発の西武線の急行に乗って、秩父を目指す。途中9時半ごろ飯能で乗り換え10時24分に西武秩父に到着した。次は10時40分発の西武バス小鹿野線で札所20番まで乗る。現在、西武秩父の駅前は新しい観光施設が建設中で、温泉施設ができるそうだ。いままでのお土産さんやレストランはなくなってしまった。プレハブの中でこじんまりとお店があったので、秩父饅頭だけ買って行動食とする。
前回19番までお参りしたのが昨年の8月9日だったので半年ぶりとなる。仕事が忙しかったので仕方ないが、その間一日くらい時間がとれなかったのかと自分でも不思議に思う。正直冬の巡礼は景色がいまいちなので、あまり魅力を感じない。しかし仕事もひまだし、初詣を含めてお参りをしていないので、この機会に歩いておこうと思った。
バスは最高で5人の乗客があった。そのうち3人は地元の人で、あと一人は女性だが巡礼らしき人だった。その人は18番近くのバス停で降りて行った。2つお寺が離れていれば、たいてい追いつかれるということはない。一応、心の中で「ご苦労様です」と言う。
11時ごろに「札所20番入口」バス停に到着。天気は晴れ、気温も12度と冬の真っただ中としてはかなり暖かい。あまり汗をかかないようにゆっくり歩きだす。落葉樹が多い景色は8月とは全く違ってなんとなく寂しい感じだ。
5分で岩之上堂に到着。誰もいない。般若心経を読み上げ、納経帳にご朱印をいただこうとしたが中々誰も出てこない。呼び鈴を鳴らしても出てこない。この時期は誰かが来ることを予想していなかったのかもしれない。3回目の呼び鈴でご住職らしき人が出てくる。住職によってはいろいろと話しかけてくる場合もあるが、ここのお寺では静かだった。
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