札所22番・童子堂(どうじどう)
本当はゆっくり歩いて景色を楽しみ、途中スイーツでもといった巡礼ができれば理想的かもしれないが、たぶんお遍路さんはメンタルトレーニング的な行動を好むのだろう。ストイックに歩くほうが巡礼にふさわしい。
ただ20番から23番まではそれぞれのお寺さんの距離が10~20分程度なので、けっこう短い時間で到着してしまう気がする。18番までの市街地とは違い、景色や雰囲気が楽しめピクニック気分にもなる。楽しみは食事となるが、この日は水曜なのでレストランは休みのところが多い。このあたりの数少ないレストランを探すことを避け、あらかじめ西武秩父駅でおにぎり弁当を買ってきている。できれば山の中腹にある23番で景色を眺めながらと考えていた。
童子堂は広い敷地にとげぬき地蔵や身代わり地蔵、雰囲気のいい山門があり、気にいっているお寺だ。ご朱印をいただくのがちょうどお昼時になってしまって申し訳なかったが、快く対応してくれた。
納経所は新しい建物になっていた。2014年に来たときは古いけど味わい深い建物だったが、美しく変わっていた。お寺や地元の人には大切なことなのだろう。
ここも誰もいなくて静かだった。
童子堂はニックネームなのでしょうか、お寺の案内には永福寺とある。ここに書いてある淳和天皇は平安時代、9世紀初めの第53代天皇ということなので、とにかく古いということなのだ。
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